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2025/05/10 20:57 |
トリコ20巻感想、他
表紙はアカシアの弟子三人衆!金・銀・銅の髭ですね!

サンタ服がなぜか全員七分袖だったり、リンの懸命のアタックがことごとく玉砕していたり、ヨハネスがアフロヘアになったような人が出てきたり、ユンが氷の上で大はしゃぎしたりと小ネタが満載で面白かったです。
ただ、ちょっと恵方巻は長かったような気が……。その分ココさんがちらちら出演してくれたので、ココファンとしては嬉しくもありましたが。でも食材をプロレスマットに叩きつけたりとか、王酢の毒霧とか、よくあんな作り方した恵方巻を食べたなあと思っちゃいました。
ドドリアンボムの強烈な臭さに泡吹いてぶっ倒れるサニーはかわいくてかわいくてたまらない!

次郎、節乃、鉄平など久しぶりのメンバーも描かれていました。ジロセツLOVE。
そしてグルメ騎士!あの人たちは宝塚ですか?宝塚ですよね??入信審査には容姿も含まれるんですよね???
秋丸さんを見た瞬間なぜか「お母さん……」と思ったのは私だけではないはず。

次巻はシャボンフルーツ編ということかな?今から楽しみです(^-^)



ところで、表紙をめくったら、帯の内側に印刷された『ペロットリーダー』。アニメで小松シェフがバリバリ使いこなしていた例のアレ。この見た目はちょっとなぁ・・・・・・と思って値段を見たら。

価格:3,990円(税込)

高っ!え、いや、あの、高っ!!

世の中のお母さんは買ってくれないんじゃないだろうか。というか、お子様は「ペロットリーダー欲しい!」って言うのだろうか。
トリコがノリノリのラップを披露していたあのCMで、日曜日は1回目の腹筋崩壊を起こしました。2回目はもちろんエンディングです。あまりの衝撃に歌の記憶が一切ありません。トリココの衣装だけがおかしいように見えたんですが、気のせいでしょうか。次回放送は頑張って歌も聴きます。。。



続きからどうでもいい独り言です。
トリコと愛丸の再会シーンがあまりにも「こいつら過去に何かあっただろ」的な雰囲気を醸し出していたので。



ものすごくどうでもいいんですが、二次創作するほどハマると、頭の中で妄想が膨らみすぎて勝手な捏造設定を構築してしまう癖があるんです。トリココもだいぶ病気が進行(笑)していて、庭を出た順番とかをもんもん妄想しまくっています。
で、そのうちの一つに『ココはトリコと離れていた3年間のうち、一時期ゼブラと暮らしていた』というしょうもないネタがありまして。もちろんただの仲間としてですが。
その間トリコはどうしていたんだろうなあと考えていたら、20巻の愛丸との再会に天啓を得てしまった!(゚∀゚)
トリコはココと離れていた3年間のうち、一時期は愛丸と旅とかしていたんじゃないだろうか!
野宿とかしてたんじゃないだろうか!
考え方の食い違いで喧嘩したり、死にそうになった愛丸をトリコが助けたりしたんじゃないだろうか!
だってあの二人、ただの友達じゃなさそうですもの!
もちろんトリコはココ一筋で愛丸はノンケですけどね!(そこ重要)
だから、久しぶりの再会でいろいろ積もる話もあったんでしょうね。本当に。



* * * * * * * * * *

「ずいぶん顔色がいいじゃねえか。昔とは大違いだな」
「お前のせいさ。滝丸からGODの話を聞いた時、全身の血液が湧き立つような感覚になったんだ。まだ死ねない、って」
「そいつはよかったぜ」
 GOD。美食神アカシアのメインディッシュである伝説の食材。GODとはどんなものなのか。肉か、魚か、それとも自分達がまったく想像しえないものなのか。かつて共に旅をしていた頃、トリコとはよく寝ずに語り合った。あの思い出があったからこそ、自然の理に逆らってでも生きたいという願いがこの体を生かしたのだ。
「相変わらず、GODを人生のフルコースのメインディッシュにするという夢は諦めてないのか」
 へへっと子供のように笑う顔は昔と変わらない。けれどその体つきは以前と比べようもないほど厚みを増した筋肉で覆われていた。GODを目指して毎日修行に励んでいるのだろう。
 
 酒を酌み交わしながら色々な話題に花を咲かせるうち、あることを思い出した。
「そうだ。例の年上の幼馴染とはどうなった? 思いを伝えられたのか?」
 思いがけない振りだったようで、トリコは杯を落とすほど大きく噎せた。どうやら何某かの進展はあったようだ。涙目で口元を拭う仕種に笑いを堪えていると、照れ臭そうに鼻の頭を掻いたトリコが口を開いた。
「まあ、一応、言った」
「結果は? ……いや、その顔で玉砕ってことはありえないか」
 その笑顔からは幸せが滲み出ていて、心底相手を思っているだろうことが窺えた。
 トリコから耳にタコができるほど聞かされた美しく優しい初恋の相手。その人の話をする時のトリコは嬉しそうで、でも切なそうで、我が事のように胸を痛めたものだ。幼い頃から思い続けた相手と結ばれるとは、なんと素晴らしいことか。 
 
 
「で、籍はいつ入れるんだ。式は?」
「……は?」
「は? じゃないだろう。まさかお前、オレは呼ばないつもりだったのか? せっかくの友人の門出なんだから祝わせてくれよ」
「あ~、いや、その……ちょっと事情があって、籍は入れられねえんだよ……」
 輝いていた顔色がさっと曇る。言葉もかなり歯切れが悪い。これは、もしかして。
「……そうか。そうなんだな。分かった。たとえ世間がどんな目で見ようとも、オレはお前の味方だからな」
「え? あ、その……あ、ありがとな」
 相手はきっと、トリコが思いを伝える前に別の男と結婚していたのだろう。彼女はそれでもトリコの愛に応えた。そして二人は道ならぬ恋を胸の内に秘め、夫の目を盗んでは逢引きを重ねているに違いない。
 お前はまだ苦しい恋を続けているんだな。トリコ。
「無理にとは言わないが、そのうち紹介してくれよ」
「うん、まあ…………そのうち、な」
 トリコは何かをごまかすように徳利ごと酒をあおった。

 まだ見ぬ彼女の姿を想像してみる。黒く短い髪。耳に光るピンクのピアス。柔らかそうな肌。肌にフィットする形の黒い服。長い睫毛。優しい微笑み。
 どんな女性なのだろう。ココという人は。


* * * * * * * * * *


愛丸さんは昼ドラとか少女漫画の見過ぎですな(´∀`)

拍手[9回]

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2012/07/05 23:36 | 雑記。

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