ぎゃー!0時回ってしまったー!ココさん誕生日おめでとう!
まだトリココはまりたてなのに、今年のココ誕を無駄に頑張ってみます。
もくじを見ていただくとわかりますが、今日は指定時刻あたりにぼんぼんハピバテキストを投下していく予定です。
現時点でまだ最後まで書きあがってません。本当にできるのか自分。
それではまず、もう当日になってしまったんですが、前夜編投下です。
18禁につき未成年は閲覧禁止ですよ。
まだトリココはまりたてなのに、今年のココ誕を無駄に頑張ってみます。
もくじを見ていただくとわかりますが、今日は指定時刻あたりにぼんぼんハピバテキストを投下していく予定です。
現時点でまだ最後まで書きあがってません。本当にできるのか自分。
それではまず、もう当日になってしまったんですが、前夜編投下です。
18禁につき未成年は閲覧禁止ですよ。
体の中心を引き裂かれるような強烈な異物感。自分の意志では排除することの叶わないそれは、背後からココの腰を抱きかかえているトリコの肉体の一部。熱い迸りを存分に吐き出してなお硬度を保ったまま、オレはお前の中にいるのだと主張し続けている。
「もう、いいだろ……早く抜け……」
ココが掠れた声で命令すると、荒い息を吐いているトリコは腰を掴んでいた手を尻にずらしてゆっくりと一物を抜き始めた。過敏になっている肉壁を擦られる感覚に体が小刻みに震える。
なぜこいつはいつも厭らしいほどに時間を掛けて抜くのだろう。本当はこのまま繋がっていたいのだと思っていることを知られているのだろうか。本来の用途とは正反対のことをさせられている尻穴が、行かないでくれとでも言うように自分の一物に縋りついている様を眺めているのだろうか。それとも、単に疲れ果てて力が入らないだけなのか。いずれにしても、酸素の行き渡っていない頭で考えても詮無いことだ。ココはシーツに顔を押し付けて切なく漏れる吐息を押し殺した。
先端がようやく引き抜かれて、外気が無防備な体内に侵入してくる。ついさっきまで髪の毛一本の挟まる隙もないほど密着していたトリコを失って、体の中心にぽっかりと穴が開いたような空虚感が忍び寄ってきた。実際規格外の大きさの一物を限界まで銜え込んでいたそこは元の通りにすぼまるまでしばらくかかるだろう。力を抜いて体を横倒しにすると、トリコの放った精液が溢れ出る感覚にぶるりと身震いした。
「ココ。コーコ」
「……何だ」
「気持ちよかった?」
「馬鹿」
背中にぴったりとくっついたトリコの体から彼の体温と鼓動が伝わってくる。包み込むように抱きしめる腕が胸から腹へと下り、その先の茂みへと進もうとしたところで手の甲を抓った。
「ケチ」
「ケチなもんか。随分な回数付き合ってやったのにまだ足りないのか」
「足りねえな。もっとココを味わいたい」
「ボクは嫌だ」
じゃれつくように首筋に甘噛みを始めたので、強引に体を反転させて引き離した。むう、と拗ねた声が聞こえる。
「噛み痕をつけるなっていつも言ってるだろうが」
噛まれた場所をさすりながらトリコを見上げた。汗ばんだ額に前髪が一筋貼り付いている。手を伸ばしてしっとりと濡れた青い髪に指を差し入れると、気持ち良さそうに目を細めた。そのまま手を滑らせて頬を撫でる。トリコは改めてココの腰に腕を回すと、体を引き寄せて唇を重ねた。
何度も角度を変えてお互いの唇の感触を楽しんだ後、どちらともなく舌を絡めた。鼻にかかったくぐもった声が室内に充満してゆく。口腔内をトリコの舌が丹念に這い回り、体温の高い掌が背中から腰にかけてのラインをなぞる。ココの体の芯に何度目かわからない甘い疼きが宿った。
ああ、駄目だ。流される。またトリコを欲してしまう。最後には必ず離れなければならないとわかっているのに、繋がっている瞬間の刹那的な幸福感を求めてしまう。なけなしの理性が明日のスケジュールを振りかざして必死に警鐘を鳴らすが、脳は受け入れることを拒否した。
体を起こしてのしかかってくるトリコの首に手を回すと、トリコが喉の奥で笑った。
「嫌だっつってたのはどこのどいつだ?」
「気が変わったんだ。……あと一回くらいなら、付き合ってやらないこともない」
「素直じゃねえなあ」
膝裏に腕が差し入れられてぐっと持ち上げられ、尻穴に硬く熱い一物があてがわれる。ココの体内に残っていた精液を潤滑油にして、ずぶずぶとトリコが侵入してくる。
「ん……ふ、うっ……」
背筋に悪寒にも似た寒気が走り、腕に力を込めて縋り付いた。きつく目を閉じ、衝撃を逃がすようにゆっくりと息を吐く。何とかやり過ごして目を開けると、トリコの顔が間近にあった。
「ココ」
触れるだけのキスが唇に落とされる。トリコはじっとココの目を見つめ、口元を緩めて微笑んだ。
「誕生日おめでとう」
「え?」
首を動かして壁の時計を見上げると、ちょうど深夜0時を回ったところだった。
「……こんな体勢で言うか普通」
耳まで真っ赤に染まったココはじろりとトリコを睨んだが、すぐに相好を崩した。
文字通り心も体も満たされて、この上ない幸福感に包まれた誕生日の始まり。たまにはこんなのもいいのかもしれない。
「ありがとう、トリコ」
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